ひとりごと(42)令和6年4月1日〜5日

担風会

令和6年4月1日

 対話型AIの「ChatGPT」を運営する米オープンAIが、アジア初となる東京オフィスを今月15日に開設する。日本での法人営業に力を入れる。生成AIをめぐる制度づくりの議論にも積極的に参加したいとしている。

オフィス開設に合わせ、米国本社のブラッド・ライトキャップ最高執行責任者(COO)が来日し、記者会見を開く予定。昨年6月にサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)が来日した際、日本での拠点開設に向けて準備中だと話していた。

 オープンAIは昨年8月、セキュリティーやプライバシー保護を強化した、チャットGPTの企業向けサービスを開始した。来日するライトキャップ氏は経団連や主要企業を訪問し、日本の経済界にアピールする。

 日本はまだAIの分野では遅れている気がする。最先端のAIの活用でより革新的な技術などの発明や、システムの効率化などが図られればいいですけど。また、日本独自のAI技術も向上させていく必要があるでしょう。

令和6年4月2日

特定の職業に携わる人などへの差別とも受け止められかねない発言をした翌日の2日、静岡県の川勝平太知事が辞職の意向を示した。リニア中央新幹線にも影響する可能性があり、関係者からも驚きの声があがった。

新たに採用された県職員への1日の訓示の中で、問題の発言は出た。「県庁はシンクタンクです。野菜を売ったり、牛の世話をしたり、モノを作ったりということと違って、皆様方は頭脳、知性の高い方たちです」などと語っていた。

川勝氏は2日、県庁内で取材に応じた。発言の真意を問われると、「職業差別は皆無。問題発言があったかのごとき状況になって本当に驚いている」と釈明した。

 もちろん県の職員は自分達が県民の役に立っているという自負は必要だが、

あまりにも生産者を蔑ろにする発言である。また、この知事はリニアモーターカーの開通に対しても邪魔するような言動ばかりで開通が先延ばしになってしまっている。次の知事が同様の政策を掲げなければいいなという思いである。

令和6年4月3日

3日午前7時58分(日本時間同午前8時58分)ごろ、台湾東部沖を震源とする強い地震が起きた。台湾当局によると、東部の花蓮県では震度6強を観測。落石などで9人が死亡し、けが人は同県や台北市、隣接の新北市などの広い範囲で1011人に上った。同日午後10時現在で143人が崩れた建物などに閉じ込められている。

 日本の気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは7・7と推定される。中部・台中市で高層ビルが倒壊するなどして死者2400人超、負傷者1万人超が出た1999年9月21日の地震以来の規模となった。

 建物被害の特に大きかった東部の花蓮県花蓮市では、ビル4棟で下層部が崩れて大きく傾いた。県内では山崩れのような映像も伝えられている。多くのけが人が出ているほか、閉じ込められた人たちの救助作業が続いている。

 日本もそうだが、世界各地で地震による被害を受けている。こればかりどんなに科学が進化しようが防ぐことは難しい災害である。日本もまだまだ能登半島地震の被災から復興出来ていないところがほとんどである。一日も早い復興をお祈りします。

令和6年4月4日

小林製薬(大阪市)の紅麴(こうじ)原料を使用したサプリメントが原因と疑われる健康被害の問題で、昨年9月に製造された原料のサンプルから「プベルル酸」が最も多く検出されていたことがわかった。小林製薬が厚生労働省に提出した資料に記載されていた。外部からカビなどが混入した可能性も含め、厚労省などは慎重に原因を調べている。

 資料は非公開で行われた先月28日の厚労省審議会に小林製薬が提出した。この一部を抜粋した厚労省の資料によると、小林製薬は昨年以降に製造された原料のサンプルを分析。健康被害のあった一部の製品から見つかり、当初「未知の成分」と呼んでいたプベルル酸は、昨年9月に製造されたロットの原料に最も多く含まれていた。

 9月製造の原料を使ったサプリメントでは、入院症例の健康被害も報告されている。プベルル酸が含まれていた時期について、小林製薬は「昨年4~10月に製造された製品でちらばって(検出されて)いる」と説明する。

 基本的にサプリメントは健康的でいたいと考えている人ほど摂取している。それが逆に健康を害してしまってはたまらない。しかも命に関わるとあってはなおさらだ。私も毎日青汁を飲んでいるが、実は後になって実は有害でしたと言われても手の施しようがない。口に入れるものは時として毒になるということを心に留めて置かなければならない。

令和6年4月5日

 東京のソメイヨシノが満開になった4日、標本木がある東京都千代田区の靖国神社には国内外から多くの花見客が集まった。

 4日午後2時ごろ、東京管区気象台観測予報課の小林與朗主任技術専門官が手話を交えながら満開宣言をすると、スマートフォンを手に固唾をのんで見守っていた花見客から「おー」という歓声と拍手がわき起こった。

 開花宣言は取り囲む報道陣や花見客に向けて4回行われた。東京都練馬区から来た女性は「やっぱり桜を見ると、心が和む。桜をめざして日本に来てくれる外国の方も増えて、うれしい」と話した。

 宣言の前、小林専門官ら2人は「桜の標本木」という立て看板が立ち、周囲に木製の囲いをめぐらされた1本のソメイヨシノの回りを1周。目視で観測し、満開の基準となる8割以上の開花を確認した。平年より4日遅く、昨年より13日遅い満開となった。

 今年はコロナも明け、桜人気の高まりもあり海外からの花見も増えている。しかし、中にはマナーを守らず桜を揺らしたり、枝を折ったりする迷惑客も増えているという。日本の文化を尊重し、ルールを守れず、かつ文句ばかり言うのであれば日本に来なくてけっこうである。もちろんそれらを理解し日本を楽しんでくれるのであれば大歓迎である。

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