ひとりごと(35)令和6年1月1日〜7日

担風会

令和6年1月1日

 1日午後4時10分ごろ、石川県能登地方を震源とする強い地震があり、同県志賀(しか)町で最大震度7を観測した。気象庁によると、震源の深さは16キロ、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7・6と推定。同県輪島市で120センチ以上の津波を観測するなど、北海道から九州にかけての日本海沿岸の広い範囲に津波が到達した。石川県能登地方でM7・6が観測されたのは記録が残る1885年以降初めて。また、津波の高さが3メートル超と予想される大津波警報の発表は2011年3月の東日本大震災以来で、陸域に近い震源で大規模な地震が起きたことが要因だという。石川県能登に出ていた大津波警報は午後8時半、津波警報(予想される津波の高さが1~3メートル)に切り替わった。

 ただ、気象庁によると、大規模地震の後は1~2割の確率で同程度の地震が発生している。この2~3日を中心に今後1週間程度は、最大震度7程度の地震に注意するよう呼びかけている。さらに、揺れの強かった地域では家の倒壊や土砂災害の危険性が高まっているとして、「今後の地震や雨に十分注意してほしい」とする。

新年早々大変な事態になってしまいました。今回の地震で改めて感じたのは、日本人はみんな能登半島の揺れを“他人事”と思っちゃダメだってことです。地震はタイミングを選んではくれない。いつか都内で同じことが起こるかもしれない。そうなった時、少しでも被害を減らせるように準備、対策をしなきゃいけなません。1日も早い復興と、被災された方々に日常が戻ることを願います。

令和6年1月2日

東京都大田区の羽田空港のC滑走路で、日本航空(JAL)の516便から発火、炎上した事故について、政権幹部によると、JALの機体と衝突したのは海上保安庁の飛行機だった。海保の飛行機は能登半島地震の被災地に救援物資を届ける予定だったという。海保の飛行機に搭乗していたのは6人で、うち5人の死亡が確認された。

 JALや東京消防庁によると、516便の乗客・乗員計379人全員が脱出し、うち4人が負傷した。海保や東京消防庁によると、海保機も炎上。警視庁によると、搭乗していたのは6人で、機長1人が負傷、5人の死亡が確認された。

 年明けから立て続けに悲惨なニュースが飛び込んできた。迅速に避難した為、乗客に亡くなった方が出なかったのが不幸中の幸いではあるが、なんとなく暗い感じが漂う年始になってしまった。基本的にニュースというのはネガティブな出来事の方が多いものだが、たまには明るいニュースがでて欲しいものだ。

令和6年1月3日

能登半島を中心とする大地震や日本航空機の事故直後から、ネット上にデマや偽情報が急増している。「家族が下敷きになっている」といった根拠不明の情報を一般ユーザーが拡散し、消防や警察の活動が妨げられる事態も発生。専門家は「役に立ちたいという善意が利用されている」とし、「確認が取れるまで拡散しないことが重要だ」と指摘する。

 X(旧ツイッター)には1日以降、「崩れた家の下敷きになっていて動けない」といった救助の要請が、具体的な住所とともに多数投稿された。一部は親族らによる本物の要請だったとみられるが、多くはそれをまねた偽情報だった。

 「地震は人工地震の可能性がある」「外国人窃盗団が現地に向かっている」といった偽情報や、募金詐欺とみられる投稿も相次ぐ。日航機から脱出したという乗客の投稿をそのままコピーした偽投稿も大量に発生した。

 地震直後でまだまだ余震も続いている状況でこのような情報の発信はあまりにも悪質だ。避難して今後の見通しも分からない人達にとって情報の真偽をチェックする余裕なんてあるはずもない。誰でも簡単に情報を発信できるようになったメリットもあるがさらに悪質な情報発信への法整備を整える必要性を感じてしまう。

令和6年1月4日

 都心から車で1時間ほどの小高い丘の上に、その「工場」はあった。プラントで生産しているのは、海水魚のサーモントラウトである。

 2013年設立のFRDジャパンの木更津プラント。「地球に優しい、海に依存しない陸上養殖」が売りだ。

 微生物の力を使った独自の水処理技術を生かした閉鎖循環式で、卵から育てる陸上養殖を実現した。サーモントラウトを育てるプールの人工海水は、循環させて使うため、海や川への排水がない。追加する水は蒸発分と、フンなどとともに取り除かれる分だけなので、水質管理がしやすく、抗生物質なども必要ない。

 サーモントラウト養殖の適温は18度以下。海面養殖では低水温の時期に限られるが、そうした制約はない。陸上養殖の最大のコストは電気代と言われるが、「夏場は30度以上にもなる外の海水を使わないため、冷却コストがかからず、通年で生産できる」とチーフマーケターの宮川千裕さんは言う。

 海からの寄生虫の心配がなく、安心して生食もできる。冷凍せず、冷蔵で輸送できる。

 今まで海での養殖というのは聞いたことがあったが、まさか陸上においても魚の養殖が可能ということを初めて知りました。陸上養殖ならではのメリットもたくさんあるようなので今後幅広く展開していくことに期待したいと思います。

令和6年1月5日

人気サッカー漫画「キャプテン翼」の漫画としての連載が4月に終了する。集英社が5日、発表した。作者の高橋陽一さん(63)はコメントを出し、体力の衰えやデジタル化の波による執筆環境の変化などを理由に挙げ、「体力の限界まで“漫画”を描き続けるよりも、連載をやめ『キャプテン翼』の最終回までの“物語”を残す決断をしました」と説明。今後はネームなどの形で物語の制作を続けていくという。

 私も幼い頃、読ませていただき、登場キャラクターの真似などもして遊んでいました。キャプテン翼の影響でサッカーを始めた少年は数えきれないと思います。今の日本サッカーの人気の礎を築いたといっても過言ではありません。また、海外においても大人気で、以前海外のサッカー選手に1番有名な日本のサッカー選手は誰かという質問に「大空翼」と答える人が大勢いたといいます。それほど全世界的にも人気の作品でありました。これからはご自身のペースで作業を進めていかれるということですが、ひとまず長い間の執筆活動ご苦労様でした。

令和6年1月6日

韓国軍合同参謀本部は6日、北朝鮮軍が同日午後4時~5時ごろ、北朝鮮に近い韓国の離島である延坪島(ヨンピョンド)の北西で60発以上の砲撃を行ったと発表した。北朝鮮は5日午前にも白翎島(ペンニョンド)と延坪島の北方で砲撃を行っており、2日連続となる。南北間の緊張がさらに高まっている。

 朝鮮中央通信は、北朝鮮が5日に行った砲撃について、北朝鮮軍による海上射撃訓練だとし、砲弾192発を発射したと報じた。韓国軍が年頭に行った軍事行動に対応するため、と主張していた。

 どうして日本の周りにはこの両国や中国など迷惑な国ばかりなのだろう。個人にとっても迷惑な隣人程厄介なものはない。自分達の事情や争い事を日本にまで持ちこまないで欲しいものだ。どうせ約束事は守られないのだから、日本にちょっかいを出さず放っておいてくれるのが1番ありがたい。

令和6年1月7日

 自民党の最大派閥「清和政策研究会」(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していたとされる事件で、東京地検特捜部が7日、政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で衆院議員・池田佳隆容疑者(57)を逮捕した。

 逮捕を受け、自民党愛知県連の丹羽秀樹会長は名古屋市内で会見し、謝罪した上で「信頼回復に全面的に取り組む」と述べた。池田議員が会見で説明などしていないことを挙げ、「国会議員としてあるまじき行為だ」と批判した。

 自民と連立を組む公明党県本部の里見隆治代表は「自民党にはしっかりうみを出し切ってほしい」と語った。

 野党からは厳しい声が上がる。立憲民主党の河合洋介県連幹事長は「『政治とカネ』でなく『自民党とカネ』の問題。司法は徹底的に追及を」と指摘。国民民主党の富田昭雄県連幹事長は「いかに信頼感を回復するか、党を超えてやらないといけない」と語った。

 これはトカゲの尻尾切りみたいに1人を逮捕して終わりという話しではない。

国民には脱税は許さないと厳しい姿勢をとっておきながら、自分達はガバガバなお金の使い方をしている。ちゃんと管理している人は中にはいるのかもしれないが、ほとんどの議員は同様だと国民の多数は思っているのではないだろうか。

改善すると口では言っているが、自分達の甘い汁だけはどうあっても確保し続ける抜け道を作ることまで想像に易い。

コメント